totoONEコラム

　アイルランド東部の街キルケニーに住むアン・フォーリーさんは、60歳の誕生日にある経験をします。それは過去にも経験したような内容でしたが、「デジャヴ」ではありませんでした。

　フォーリーさんは家族や友人に囲まれて60歳の誕生日を過ごしました。みんなからプレゼントを贈られたのですが、その中にバースデーカードとスクラッチ形式のロトくじが入った小さな封筒がありました。

　誕生パーティーが終わった後、フォーリーさんは座ってロトくじを削ると、10ユーロ（約1500円）に当せんしました。「悪くないわね」と思った彼女は近所のミニスーパーに行き、その10ユーロで別のスクラッチくじを購入。そして、家に帰って購入したくじを削ってみたところ、なんと5万ユーロ（約780万円）に当せんしたのです。

　フォーリーさんは「信じられない！」と驚愕。実は彼女、8年前にもスクラッチくじで5万ユーロの当せんをゲットしていたのです。しかも、8年前の当せんは彼女の52歳の誕生日当日。その時は母親からプレゼントされたスクラッチくじで5万ユーロを引き当てました。

　偶然の一致はそれだけではありません。当せんを知ったのは8年前も今回も全く同じ時刻。そして、彼女の息子さんは同じようにシャワーを浴びていました。さらに、ご主人のデイヴィッドさんが勤務先から帰る途中に電話をかけてきたことも全く一緒だったのです。これが「デジャヴ」ではなく現実だったというのは、本当に驚くべきことです。

　フォーリーさんは「8年前と全く同じことが起こり、恐怖すらも感じましたが、文句はありません」と心境を語っています。8年前の当せんで手にした5万ユーロで、彼女は住宅ローンの残金を完済して家のリフォームも行いました。今回の5万ユーロでは、まずソーラーパネルを設置し、残ったお金でデイヴィッドさんと一緒にカリブ海の島々を巡るクルージングに行きたいと考えているそうです。「デジャヴ」ではなく現実だった二度の当せん。素敵な旅行にしてほしいですね。

　さて、BIGでは現在、1等の当せん金が最高7億7万7000円になる特別回が実施されています。次回は第1519回です。いつも以上の高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。