totoONEコラム

　抽選会で引かれるのは数字ではなく、参加者の居住地の郵便番号です。その名のとおり「ポストコード（郵便番号）」が当せん番号になるロトくじで、当せん金は毎日の抽選会でゲットできる1000ポンド（約19万円）のほか、月に1回25万ポンド（約4900万円）のチャンスも。さらに100万ポンド（約1億9900万円）を当せん者、つまり同じ郵便番号を持っていて、くじを購入している住民全員で等分する回も週に1回あります。

　イギリス全土の郵便番号が当せん番号になる可能性のある『ピープルズ・ポストコード・ロッタリー』ですが、このたび、ウェールズにおいて最も当せん確率の高い郵便区域が明らかになりました。

　ウェールズには6つの郵便区域があり、最も“幸運”だったのは3番目に大きな都市であるニューポートでした。この区域には18の郵便番号があるそうで、合計501件の当せんがあったため、1地区あたり27.83件の当せんがあった計算になります。

　2番目はウェールズ最大の都市であるカーディフ。人口が多いだけに当せん件数は848件とニューポートを上回っているものの、51の郵便番号があるため、1地区あたりで換算すると16.63件で2位となりました。

　その一方、最も当せん確率が低かったのはランドリンドッド・ウェルズ地区でした。8つの郵便番号で当せん回数はわずか52件。1地区あたり6.5件と、ニューポートやカーディフに比べて大きな差があります。

　ニューポートで当せん件数が多い理由は、この地区で『ピープルズ・ポストコード・ロッタリー』への登録者数が多いことが影響しているそうです。登録者のいない郵便番号は抽選の対象外となり、登録者数が多ければ多いほど当せん確率が高くなる仕組み。いずれにしても、ウェールズで『ピープルズ・ポストコード・ロッタリー』に当せんしたいのであれば、ニューポートに住むのが良さそうですね。

　さて、次回のBIGは第1562回です。約20億5100万円のキャリーオーバーが発生しており、高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。